これから住宅を買う人が知っておくべきデータ

渋谷オフィス
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長期金利の引上げに伴い、主要銀行が2023年1月から住宅ローンの固定金利の金利の引上げを発表しました。(2022/12/28)

世間では、来年以降住宅の取得を考えている方には大きな影響があると報道されています。

しかし、ここ5年ほど住宅購入者の住宅ローンは、固定金利(全期間、10年固定など)の利用者の割合は少なく、影響は少ないと見られています。

現在の住宅ローンの主流の金利タイプは変動金利です。

3/4人が変動金利タイプによる返済を行っていることがわかります。

変動金利タイプは金利上昇の影響を受けやすいと言われ、返済中のリスクが高いため安定的な返済が出来にくいと言われていますが、実際のところ、ここ20年変動金利は低水準で推移している実態があります。

当事務所にも金利タイプの相談は数多くありますが、ほとんどの相談者は返済中の金利上昇を危惧しての相談です。

変動金利の仕組みや特徴についてはFJマンション管理士事務所/両国WEBサイトのブログで詳しく説明しています。

当事務所では変動金利をもっぱら勧めていますが、「変動金利がを選ぶわけ」をお話しすると相談者は皆さん、納得されます。

もちろん、まったくリスクがないわけではありません。

日銀の金融政策が欧米並みに数カ月に1度、0.5%程度引き上げる様な転換をすれば事情は変わりますが、それができない日本の状況を理解すると固定金利は別として、変動金利を引上げることの難しさが理解できるはずです。

しかし、昨年、住宅を取得した方で変動金利タイプを選択された方の中には、リスクを理解せずに購入されている方も多いことが住宅金融支援機構のアンケートで示されています。

住宅ローン利用実態調査(2022年4月)日本住宅金融支援機構

何と15%の方がリスクを理解しないまま住宅ローンの契約をしています。

少し不安がある方を含めるとその数は50%を超えます。

住宅ローン利用実態調査(2022年4月)日本住宅金融支援機構

皆さんにはこのような状態で住宅の取得をして頂きたくありません。

変動金利を選択した以上、金利上昇時の対策も含めたローン契約をして頂きたいと考えています。

現在、住宅の取得を検討中の皆様、わからないことはわからないままにせず、是非、詳しい専門家に相談してください。

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