マンション売買アドバイザーをやっていると「良い物件って何ですか?」と聞かれることがあります。
こんな時、2つのアドバイスをお伝えしています。
1、気に入った物件を買うこと
今が不動産を買うチャンスと思い、お勧めされるままに購入する方がいます。
残念ながらこれは間違いです。
確かに政府の支援策や景気の動向で不動産を買い易い環境はあります。
だからと言って慌てて購入する人は後々、後悔するケースが多いように思います。
不動産は出会いです。
新築、中古に関わらず、「この物件が気に入った」と思ったなら購入を検討すべきです。
例え、それが購入しやすい環境ではない場合ででもです。
資金が予定に達していなくてでもす。
次に「気に入る物件に出会える保証はありません」
家を持ちたいと思ったら、資金作りと同時に家を探すことを同時に始めるべきです。
気に入った物件はいつどこで見つかるかわかりません。
一度逃すとその後に購入した物件に何かトラブルや気に入らない点を見つけた時に「あの物件だったら」と後悔することになります。
気に入った物件と出会った時が買い時です。
2、売れる物件を買うこと
永住するつもりで購入される方がほとんどでしょう。
しかし、人生何があるかわかりません。
万が一の出来事はリスク回避の上で重要です。
いざとなったら売れる物件を購入することを頭に入れるべきです。
- 同じ間取りなら広めの床面積物件を買う。
- 2LDKなら3DKを買う。
- 少し高くても利便性を重視する。
これ以外にもいろいろな売れる物件には条件があります。
不動産屋さんに聞いてみるといろいろ教えてくれます。
不動産は資産でもあります。
資産は売れてこそ現金としての流動性を持ちます。
売れない資産を持っていても価値は数字だけのものであり時に負担にすらなります。
資産は相続、あるいは売却しない限り皆さんの所有物です。
例えば、老後に老夫婦二人には広すぎると思って売却を考えても売れなければ価値はありません。
余計な税金を生み出すだけです。
購入する時に「この物件を買いたい人はいるのか?」と自問自答してみることは、とても大切なことでその後の人生設計に大きく影響しますことが多々あります。
これが当事務所の「おすすめの物件は?」と聞かれた時の回答です。
