おそらく、固定金利の引上げは今後も行われるでしょう。

住宅ローンの固定金利は、国債市場で取引される10年国債の利回りを基準として金利が決定されます。
そして国債利回りは国債を取引する投資家達の動きによって決まります。
投資家は将来を予測して取引を行いますので、変動金利のように「今」の状況ではなく、「将来」の予測によって利回りが決定します。
2022年12月の国債の利回りチャートです。

日銀の金利引上げ容認が市場に伝わり10年物国債の利回りは急激に上昇しました。
10年国債は日銀が0.5%まで容認した結果、投資家がこれに反応したためです。
この動きがフラット35の金利引上げに繋がっています。
市場では今年4月の総裁任期までに次の金利引上げがあるのでは予想しています。
仮にそうなると住宅ローンの固定金利もこれに追従することは間違いありません。
今年以降、住宅購入を考えている方で、固定金利タイプを利用する予定の方には買い時の判断が難しいことになります。
物価高騰の影響で建築資材、人件費が今年も上昇することは間違いありません。
これにより、現在建設中のマンション価格も上昇すると見られています。
マンション価格の上昇と固定金利の引上げのダブルパンチを受ける前に購入を決断するのも一つの手ですが、今で低金利で推移する変動金利に目を向けることも選択肢のひとつにすべきではないでしょうか。
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