住宅取得に踏み切れない理由は何?

渋谷オフィス
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住宅取得を望む方は多くいますが、なかなか決断がつかない方も多いようです。

住宅金融支援機構の2022年4月に1000人以上の今後住宅取得を行う予定の方にアンケート調査を実施しています。

その設問の1つに「住宅取得に踏み切れない理由はなんですか?」があります。

この結果を見てみましょう。

住宅取得希望者へのアンケート結果(重複回答)

もっとも多かった理由はご自身の収入や生活への不安でした。

景気への見通しが不透明であることを理由にする方多い結果になりました。

この調査は毎年実施されていて、上位5つについての昨年との比較は次のようになります。

上位に挙がった理由は昨年より増加しており、円安を背景にした物価高の影響が色濃く出た結果と言えます、

以外にも収入が減ったと答えた方は横ばいにも関わらず、資金不足を理由にする方が増加していることはマンション価格の値上がりも影響していると見ることができます。

いずれにしても住宅取得は自身の将来へ見通しや景気の不透明感と言った社会背景によって購入するタイミングを見極める傾向があることは間違いようです。

2023年は増々物価高騰が進む見込みで、さらに年末に公表された固定金利の引上げによって住宅取得に踏み切れない方はその機会を将来に伸ばす傾向は強まるのではないでしょうか。

景気が好転する時期、あるいはマンション価格が下がる動きなど、何か大きなきっかけがないと購入意欲を呼び起こすことは難しいと考えています。

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