近年、築年数が30年を過ぎたマンションの漏水事故報告が多くなっています。
一度、漏水事故が起きると周辺住民への被害も大きく、その責任の所在が管理組合、あるいは区分所有者にあるかを争うような事態に発展したケースもあります。
それ以外でも、共用部分で発生した漏水事故を修繕する場合に保険を使うと次回の保険契約更新を拒否されたり、高い保険料になるケースも多くなっています。
せっかく購入したマンションの配管に欠陥があったとしても漏水事故の箇所によっては責任が発生します。
そのような事態にならないためにマンションの給排水配管の構造を理解してください。
前回に引き続きマンションの給排水管の配管構造の続きです。
今回は実際に漏水事故が起きるとどのような事態になるのかを説明しています。

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分譲マンションの買手の方からの相談です。 中古マンションの購入を検討しています。 特集記事を読んで排水設備の大…
