海外旅行に行く前、行った後で円をドルやユーロに両替をした経験はありますよね。
帰国後、財布に残った外国紙幣を日本円に代える。
為替差益で稼ぐってまさにそのことです。
海外に行かずに手元資金を外貨で保有します。
差益が十分に得られたら、日本円に両替する。
方法は至ってシンプルです。

外貨預金口座をつくる
国内の両替所に行くのは面倒。
現金を持ち歩くのも不安があります。
そこで役立つの便利な外貨預金口座です。
ほとんどの銀行で外貨預金口座は作ることができます。
「外貨口座 作る」と検索すればすぐに見つかります。
この時に注意することは外貨定期預金口座ではありません。
普通預金の外貨預金です。
準備はこれで終了です。
あとは、日本円をドル等の外貨として預けるだけです。
両替の手数料
1万円のドルで預金すると、76ドル(1ドル130円として)が残高に記帳されます。
両替の手数料は各銀行で異なりますが、手数料は1ドル当り、○○円です。
0.5円(50銭)の手数料だと76ドルは38円の手数料が必要になります。
1万ドル、130万円を両替すると手数料は5,000円
さらにドルを円に換える時も手数料が必要になることも覚えておきましょう。
為替差益への課税
外貨預金の為替差益は雑所得(総合課税)となることから、所得税の税率は他の所得と合算した合計額に応じて異なります。
また、住民税(地方税)の税率は通常の場合10%(標準税率)ですが、自治体によって税率が異なる場合があります。
貯金に付く利息と為替差益による利益への課税は異なります。
年間20万円以下は申告不要です。
また、為替差損が生じた場合は、黒字の雑所得から控除できます。
お小遣いを稼ぐ作戦
1月からの為替相場のチャートを例に説明します。
1月下旬から2月初旬は円が130円前後で推移しています。
これは日銀が現在の金融政策を継続することを公開した後、円高になってしばらくした状況です。

投資家が様子見をしていると言ったところです。
その後、アメリカの経済指標が公開になり、FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)が高い金利を維持することが明確になると円は金利差のために再び円安方向に推移を始めます。
この時の円相場を紹介した記事です。
為替相場の投資が専門ではありませんが、住宅ローンの金利の推移を予測するためには為替相場を始め、国債、長期金利、短期金利、無担保コール翌日物などの様々な数値を日々チェックしていると気づくことがあります。

現時点で両替はしていませんが、2月17日の134.97円で両替をすれば、手取りは59,489円になります。
この金額であれば雑所得の控除額内で収まります。
実際はまだ、円安は続くと予想しているため、両替はしていませんが、目標としている額になれば外貨預金から日本円で出金すれば利益は確定します。
このような機会は年に数度はあります。
そのチャンスを見逃さないためには、毎日の相場のチェックが必要ですが、そんな暇は一般の方にはありません。
そこで、チャンスを教えてくれる情報をいち早く知ることがとても大切になります。
当事務所のブログではマンションを対象に住宅ローンについてあれこれ情報を公開していますが、意外なところに有益な情報があります。
日々、チェックすることをお薦めします。
ただし、投資ではありません、あくまでお小遣い程度、家計の足しになる程度の金額を稼ぐ方法と言う点を誤解しないください。
当事務所のクライアントの皆さんにはメール等で今回の情報をいち早くお届けしています。
