昨日はマンションの給排水管の配管構造について説明しました。
現在はスラブ上配管が当たり前ですが、以前はスラブ下配管が主流で築年数が30~40年を過ぎるマンションで見られる配管構造です。
スラブ上配管の場合は、専有部分の下を通る横枝管は専有部分の一部となります。
一方、スラブ下配管の場合は、共用部分の扱いになります。
漏水事故が発生した時の責任問題にもなるため非常に重要です。
購入するマンションの配管構造は購入前に必ず確認してください。
2021年に改定された適正化法では排水系統で漏水が多発するマンションなど要除去認定制度が施行されました。
築年数によっては購入後10~15年でこの対象になるマンションもあります。
中古マンションを購入す方は、このようなマンションの購入をしないために制度を理解してください。

特集2021年8月号 マンションの要除却認定とは何か?
こんにちは、せっかめです。 先月は「管理計画認定制度」について紹介しました。今月は2021年改定されたもうひと…
決して後悔しないマンション購入のために。
